ここHug便り

すべてのカギは自己肯定感

2020.10.09

  • カテゴリ: 心地よく生きる
  • 著者: 斉間 京子

「私、全然頑張れなくて」

「みんなは、ちゃんと出来ているのに…」

「もっと頑張らないと」


「認めてもらえない」

「自分は必要じゃない」


「もう疲れてしまって…。」と…。


いっぱいいっぱいになった

お気持ちを

涙とともに言葉を

詰まらせながら、

やっとの思いで

Aさんはお話ししてくださいました。



Aさんはとても頑張り屋さん。

人前では、一度も涙を流したことはない。

愚痴や弱音も吐いたことはなく

真面目で一生懸命な方でした。


知らず知らず

ストレスを抱えこんでしまい

お話しを伺うにつれ


「~ねば」

「~べき」

「~してもらえない」

と自分のルールに縛られ

がんじがらめになっている事に

一緒に気づきを持たれました。



「でも、なんでこんな風に思ってしまったのだろう」

Aさんは、ふと疑問に感じました。


それは

過大なストレスにより

物事が広く考えられなくなっていることと、幼少期からの「自己肯定感」がカギになっていました。


幼少期から、いい子でいることが

自分の存在に意義を持ち

安心をいつも探していた。


部活動や成績も結果がすべて。

その結果が自分の評価となり

がむしゃらにやってきた。


今回、過剰なストレスにより

心のエネルギーが不足し

結果を思うように出せなくなり

自分自身の存在意義が

急にわからなくなってしまった。

とさらにAさんは気づきを深めました。



気づきが原動力となり

過去の自分をケアしながら


どんな自分も

どんな時も

どこにいても


自分を認め、許し

大事に運転していくことを

一緒に学ばれました。



Aさんは、上手に

自分を休める事ができ

自分をメンテナンスするコツを覚えました。


「あえてやらない」と

やらない事を選択できた自分にも、〇が出来るようになりました。


それまでは、全てやらないと

「認めてもらえない」

「自分は必要じゃない」と

思い込んでいましたが

周りにsosができ

自分を楽にすることができました。



そして、前より

「ごめんね」

「ありがとう」と

言えるようになり


気づいたら

周りとも壁がなくなったと笑顔で

暮らせるようになりました。


「すべてのカギは、自己肯定感」


どんなことも

必ず、そこから学びや気づきがあり、予想出来なかった良い循環が生まれます。


失敗を恐れてしまう自分を

一緒にメンテナンスしましょう。


人間だもの。

人間らしく


人と人の間で

楽に力を抜いてまいりましょう。



一人で頑張らないで。

一人じゃないから。

大丈夫。


ここHug 斉間