ここHug便り

Aさんからのお手紙

2020.05.22

  • カテゴリ: プチコラム
  • 著者: 斉間 京子

「本当の自分と向き合えた時、前に進めました。こんなに楽になるなら…」。ご本人から、少しでも同じ様な方にお役にたてたら…とお手紙を頂きましたので、一部掲載致します。


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斉間先生へ


お元気ですか?あの時は、ありがとうございました。いま、コロナで大変ですが、自分を大事にする事を学び、無理せず元気にやっています。本当に、出逢えて良かったです。(中略)


あの時の私を振り返ってみました


みんな幸せそうなのに。なんで、私は…母との関係も悪く、なんで生まれたのか?生きてていいのか、頑張っても頑張っても誉めてもらえず、学生時代はリストカットを繰返し、学校もほとんど行けなくなってしまいました。



頭の中は、ずっとモヤモヤ、ぐるぐる。それでも、バイトをする様になり、気もまぎれ少し良かったのですが、また同じ悩みを繰り返し、自分が嫌で嫌でたまりませんでした。また、繰り返しちゃうと思い、カウンセリングを受けました。


「思いついた事から、順番関係なく…」と先生が全身で話しを本当によく聴いてくれ、包みこんでくれました。言葉にならない程、泣いたのを覚えています。


「泣きたかったんだ。私」初めて安心した気がしました。


話しの中から、先生はこんな私でも出来ている事を、ひとつひとつ見つけ、一緒に認めてくれました。


そして、繰り返す悩みの原因がどこにあるのか、ひとつひとつ、からまった糸をほぐす様に一緒に考えてくれました。


小さい時から、母に「あんたはダメな子」「私の人生、失敗した」といつも否定され続けて来ました。


母は、私を妊娠中に離婚し、仕方なく産んだみたいで苦しくてたまりませんでした。やっと言えた時、先生は私を「苦しかったね。よく、ここまで来たね」と言ってくれました。


ゆっくり悩みの整理をしながら、自分を大事にしていく方法や考え方を教えて頂きました。



初めて「私、生きてていいんだ」と思える様になり、自分で自分をメンテナンスする事を実際にやってみて、自信もついてカウンセリングが楽しみになりました。



そして、避けていた母について考え、母への憎しみ、恨みを自分のこれからの人生のために、手放していくワークを行いました


自分の気持ちが、嘘みたいに軽くなり、母の事を考えないで過ごせる様になりました。もっと、早くカウンセリングを受ければ良かったです。



長い間、ストレスにより、考え方も偏っていた事に気づき、その自分も許し大事にできました。


カウンセリングって、話しを聴くだけ?それじゃ友達と同じだし。と思っていたけれど、全然、違いました。


これからは、他人と比べず、私の人生は私らしくそのままの自分でいけばいい。もし、又つまずいたら早めに行きます~!(中略)



自分と向き合うのは怖かったけど、「本当の自分と向き合えた時、前に進めました。」こんなに楽になるなら、早くすれば良かったとみんなに言いたいです!


本当にありがとうございました。


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猫が大好きなAさん、こちらこそ、本当にありがとうございました。


Aさんの気づきが、Aさん自身を救ったのですよ。2時間ずつ、5回通われましたね。頑張りました。


たくさん辛かったぶん、たくさん幸せになりましょう。


これからも、AさんがAさんらしく、幸せに過ごせる事を心から願っています。


ありがとうございました。


ここHug  斉間京子