ここHug便り

みなさま、明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も、たくさんのテーマ・課題について

サポートさせて頂きます。

その中で、いつも関連していきますのが

「課題の分離」という概念です。

はじめて聞く方も多いでしょうか。

人間関係において多くのお悩みの根底にある課題は

「相手との境界線がなく、課題の分離が出来ていないこと」と心理学では考えます。

課題の分離が出来ていないと「相手に軸を持っていかれ、自分の心が迷子になっている状態」に陥ります。

例えば、こんなことはないでしょうか・・・。

自分は関係ないのに、相手の悩みを抱えてしまい自分も一緒に不安定になってしまう。

相手の課題なのに自分がなんとかしなければならない。なんとかするべき。であるべきと追い込んでしまう。

結果、相手がサポートを求めてきた時には、すでに自分自身も疲労困憊しサポートできる状態ではなくなってしまうケース。

そもそも、その課題はだれの課題か自他を分離し、「あえて」いつでもサポート出来るように自分を整え充電しておくことが必要です。

あるいは、相手に一方的に言われたことや相手の感情を100％受けてしまい、自分が悪いんだ。自分がダメ人間だからだ。と思い込んでしまうケース。

この場合、相手が自他の境界線を越えて自分側に侵入してきたと考えます。

相手がそう思う価値観、考え、感情は相手の自由です。しかし、それを自分が受けとるかどうかは、実は自分の責任と自由なのです。

100％相手の言葉どうり受けなくて良いのです。「自分が○○だからだ」という視点を、相手を主語に変換し「相手は～と考え思っているのですね。」「これは相手の価値観、感情、考えだ」と分離し一呼吸おいて考え客観視するトレーニングを行います。

ここHugでは

課題の分離について「テニスコート」をイメージしながら課題を整理し考えていきます。

とっても、シンプルな方法で自分自身のとらえ方が180度変わったと感想を多く頂きおかげさまで好評です。

また、ケースにより理論では分離できるけれど、心の奥底にある分離できない気持ち、感情に寄り添いケアをしていきます。

心は理論どうりにはいきません。

私たちは、生身の人間でロボットではないからです。

その状況に至るまでの過程や背景が必ずあります。

その感じた思い、ありのままの気持ちを一緒に丁寧にケアしましょう。

今年は

自分自身の心が迷子にならないように、ケアメンテナンスしトレーニングしていきませんか？

心の地図で自分を見つけて、自分を応援していけるように・・・。

いつからでも、何度でも

自分を自分があきらめない限り、自分をやり直せるのです。

今までの道のりも経験も、何一つ無駄だったことはありません。

すべてが繋がり、新たな自分を作る肥しとなり、自分に生きていくのです。

今年も多くの方の笑顔と光が、惜しみなくあふれ出ます様に…。

ここHug　斉間京子