ここHug便り

我慢ではなく、自分をケアし運転していく。

2024.12.17

  • カテゴリ: プチコラム
  • 著者: 斉間 京子

みなさま、今年もあと少しとなりました。

本当にありがとうございました。(今年は30日までとなります。新規にお受けできなかった方、大変申し訳ありません。)


多くの方を通じて、あらめて

「あの困難があったからこそ、その先の自分自身の生き方を見直せた。」と

「前より、違う考え方が気づいたら出来ていた」と。

お話しくださる方が今年も多かったなと感じる一年でした。


考え方が日常生活で、自然と定着し「気づけた」と意識できる方法ではないと、また、元にもどってしまいます。


また当然ながら、カウンセリングがないと一生生きていけない様では困ります。


逆に「自分を早く変えるべき!」と力を入れすぎると、ストレス状態が高まり上手くいきません。


ですから、カウンセリングに通ううちに「気づいたら出来ていた。」を大事に積み重ね練習していきます。



どんなにカウンセリングの内容をご提供出来ても、1カ月(720時間以上)のうちカウンセリングのお時間は、わずか数時間です。


カウンセリングのないお時間は、

お薬の様に「これを飲んで様子をみて」とはできません。

その間、みなさんカウンセリングの内容を復習しながら、セルフケアをしながら本当によくよく通ってくださいました。


本当に人間ってすごいなーと困難を乗り越えた方と

自然と涙がいっぱいになります。


今年も、たくさんの感動を

本当にありがとうございました。


ここHugでは

自分の心の運転を車の運転に例えてみます。

運転するには、まず車の状態、周辺の道路状況が自分でわからないと運転できません。


何が辛かったのか、何が不安なのか、心の現在地を見つけ

今、どんな状況か課題を交通整理したり



ガソリンはどれくらいあるか


エンジンの状態はどうか



燃費のいい走り方、自分らしく快適な走り方は、どんな走り方があるか


事故に合わないように「あえて」休憩を取りながらガソリンを補充し


事前にウインカーやハザードランプを出す。


突然のトラブルにはどのように対処したら良いか


失敗ではなく「気づいた点」として脳に学習させていきます。

よく、ここHugのカウンセリングは「心の運転を学び習得する教習所」とも言われます。


相手の走り方や過去は変えることはできません。

変えることのできない辛さや苦しさを自分が一番わかってあげ

見方やとらえ方を変えながら、やがて自分が楽なように運転していきます。


なぜならあなたの人生を運転するのは、あなた自身だからです。


辛い思いを相手から受け、相手にあなたの人生まで乗っ取られることがあっては、あなた自身が損です。



これからも

「ここHug」はいつでも、大切にお待ちしております。



 

大変な道のりをここまで、痛みを抱えながら

歩んできた自分を一番、知っているのは自分です。

よくよく、今年もここまで歩んできてくださいましたね。


もし上手く褒めることのできない自分がいましたらそっと「褒めることなんかできないよね」と

「あえて」自分を責めず、今はありのままおいてあげてください。


自分に厳しくしながら今までくるしかなく

あるいは、自分に厳しい事も自覚がないかもしれません。

それだけ、自分や周りが見えず頑張っている印です。

頑張り過ぎたからこそ、自分を次は上手く運転するきっかけになります。



「頑張ることの方向性を見直す」

「自分を大事に運転する事から」

ここHugは学び練習します。

みなさま、全身いっぱいに

安心して新しいお年をお迎えください。



今年も本当にありがとうございました。

少し早いですが、年末はきっと余裕がないので

「あえて」早めに少しずつブログ作成し今年のご挨拶とさせて頂きます。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


(*自分の心を運転するには、まず心のガソリンがある状態が必要です。精神科疾患の急性期の方や精神疾患そのものを完治、治療することは出来かねます。ご了承ください。)


ここHug 斉間京子