2023.12.23
みなさま、今年もあと少しとなりました。今年は29日までとなります。
良くなった方からのご紹介も含め、たくさんの方がここHugを訪れてくださり本当にありがとうございました。
今年は一日14時間以上カウンセリングが続く日もありましたが、やむを得ず新規の方をお受けできない状況も発生し大変ご迷惑をおかけいたしました。本当に申し訳ありません。
また、カウンセリング準備やカウンセリングそのものに時間を確保するためブログの更新を「あえて」控えさせて頂きました。
ご利用者様からは、本当に「あえて」を使う生き方を実践しているのですね。と。一緒に笑った事もありました。
「そうなんです。」カウンセリングで行うセッションは、今も私がうつ病を再発せず元気に自分らしく生きるために実践している内容ばかりです。
実践しているからこそ、わかる事、確信を持ってお伝えできる事があるからです。
自分がご利用者様の何を大事にしたいか?自分はどうありたいか?
「普通~ブログはまめに更新するべき」を手放し、まず自分やご利用者様のお時間を大切にし「あえて」~しないを選択してきたのです。
ここHugを長く大切に、お一人お一人に合ったカウンセリングを続けていくために、ご理解頂き本当にありがとうございました。
悩みの渦中の中、出口が見えずに「ここHug」を訪れてくださった皆様
苦しく大変な中にありながら、ゆっくりゆっくり向き合おうとする姿勢がありました。素晴らしいといつも感じておりました。
「同じ悩みの繰り返しなんです。」
「今までわかっていても問題をあまり見ない様に蓋をしていました。」
「ただ辛いだけで終わりたくないんです」と…。
生きずらさの一つに「矢印がいつも外側に向いてしまっている事」があります。
自分の内側の声を聴く前に外側に矢印がいつも向いてしまっていると・・・
「周りの目が気になる」
「こんな事を言ったら」
「こんな事をやったら」
「どう思われるだろう」
「どう評価されるだろうか」
どんどん外側ばかりに視点がいき
次に自分の内側に視点がいくときには
「みんなと同じにすべき」
「私が我慢すべき」
「あの人の言う通りにすべき」
「絶対にわかってもらえるはずがない」
「絶対に○○と思っているに違いない」
などと、相手を決めつけ先読みし
白黒思考の二択となってしまいます。
また、「本当は自分は~したかったのに」と他責の人生になってしまいます。
無理もないですよね。
そうするしかなかった状況、これまでの背景などが必ずあります。
その状況、背景を理解しゆっくりひも解いていきます。
ご自分を責める必要は全くありません。
その走り方しか、知らなかったのです。
むしろ、そうせざるを得ない中、ここまでリタイアせず頑張って走って来たのです。
ゆっくりゆっくり自分を自分がわかってあげメンテナンスを行っていきます。
心に充電が出来てきたころ、思考が回る様になってきたころ
自分の心に矢印を向けていく練習をします。
ゆっくりゆっくり、心の声を自分がまず聞いてあげます。
「自分はどう感じ思っていたのか?」
「自分はどうしたかったのか?どうして欲しかったのか?」
「自分はどうありたいのか?」
「自分はどう生きたいのか?」
毎日の自分の選択の連続が未来に繋がっていきます。
しあわせな未来が、急にど~んとくるわけではないのです。
そのために、一番目に自分の心に矢印を向け、自分の気持ちをキャッチしながら自分も相手も大事にできる方法を吟味します。
「自分の思いを伝えるにはどんな方法があるのだろうか?」
「自分と相手のコンデション、タイミングはどうだろうか?」
「自分は相手を理解しようとしていただろうか?」と。そして二番目に矢印を外に向け発信、行動をしていきます。
自分の心を大事にする事から
相手を本当の意味で大事にできます。
自己犠牲や他人軸、他責の人生はお互いを幸せにする事は本当の意味で難しいからです。
悪口、不平、不満を言い続けて幸せな人はいません。
悪口、不平、不満を言ってしまうほど苦しい自分をわかってあげ、まず手当てしてあげましょう。
ここHugを訪れて下さった皆様
各機関を通じて「ここHug」のカウンセリングと出逢って下さった皆様
本当にありがとうございました。
自分を知り、自分と向き合い、新たな自分に出逢うまで。
はじめは戸惑いながらも、カウンセリングって楽しいと多くの方がおっしゃいます。
「もっと、早く来れば良かった」とおっしゃる方もいます。
でも、その方のタイミングが必ずあります。
「ここHug」を訪れるまで、悩み考えていたお時間も決して、無駄な時間ではありません。
思った時がそのタイミングです。
これからも、多くの方に春が訪れます様に…。
「ここHug」は、大切にお待ちしております。
みなさま
全身いっぱいに優しさに包まれた
良いお年をお迎えください。
今年も本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
ここHug 斉間京子